PixelmatorはPhotoshopライクの高機能な画像編集ツール。愛用していたのですが、いつの間にかPro版が出ていました。
定価7,200円はちょっと気軽に買える値段じゃないな〜と思っていたのですが、セールで半額になっていたので購入しました。ちなみに通常版はProの半額となっています。
ここでは通常版との比較をしてみたいと思います。ちなみに先に書いておきますが、買って良かったか否かで言うと断然良かったです。
一つのウィンドウで完結する編集画面
通常版のPixelmatorのUIはウィンドウが役割ごとに分けられていました。
これはこれで良いところがあるのですが、いくつかイライラさせられるところがありました。
- MacbookProの小さな画面だとウィンドウにウィンドウが隠れることがある
- メインの画像が表示されているウィンドウのサイズを変更するとツールウィンドウを移動させる必要がたびたび出てくる
- デュアルディスプレイなどにしているとき、ウィンドウを一つ一つ移動させなければいけない
特にデュアルディスプレイにしているときは悲惨で、状況次第では新規書類を開いたときに以下のように画面をまたいでウィンドウが表示されることがありました。
Pixelmator Proでは編集ウィンドウが一つに集約され、さらに詳細な設定もすぐに表示されるようになりました。今までのように画面のUI表示ボタンを逐一クリックする必要はないのです。
これは非常に使い心地が良いです。はっきり言ってこれだけのためにアップグレードしても良いくらいに。
プリセットが増え、クリエイターに優しい作りに
通常版の新規ファイル作成画面はこちら。
これまでは何かしらの画像を作る際に「えー、これくらいのサイズかなぁ」くらいの感覚で作成していました。
Proの新規作成画面はこちら。
プリセットが増え、さらに目的のものを簡単に作りやすくなりました。
ザッと眺めると、他にはFacebookのプロフィール画像・リンク画像、Twitterの画像・カバー画像、Instagramの画像(正方形・縦長・横長)・プロフィール画像、Youtube動画サムネイル、iOS / macOSのアプリアイコン、タブロイド紙などなど。
数多くのサイズプリセットが用意されています。すごくありがたい。
他にも、ブラシツール一つとっても以下の変わりよう。
総評
Pixelmator Proは通常版Pixelmatorの不満点などを一挙に吹っ飛ばしてくれます。通常版を使ってる人にもアップグレードを勧めることができるし、これから買うって人にも勧めることができます。
たまにセールをやるのでその時がオススメです。