Appy textはwindows10及びWindows Phoneで利用できるアプリ。Windows StoreからダウンロードするのでWindows7では利用不可(windows8 / 8.1ではどうなのかは不明)

見た目はこのようにシンプルなスタイルで、執筆に集中することができるようになっています。
対応言語に日本語はありませんが特に問題なし。強いて言うならヘルプがわかりづらいくらいでしょうか。

markdownにも対応していますが、あまり期待しないほうがいいでしょう。理由としては
- markdownを入力する際の入力支援がない。
- tab文字等も入力しづらいうえに、キーボードショートカットも存在しない。
- 対応しているmarkdownがCommonMarkであるため拡張性に乏しい。
- 具体的に言うとtableが使えない。
- markdownはプレビューのみで出力が一切できない
- 表示がたまに崩れる(ウィンドウの大きさを変えると治る)
が挙げられます。オマケ程度に考えるといいです。
Appy textが本領を発揮するのは、純粋な文章入力。一般にwindowsのテキストエディタというと、プログラミング用のエディタが基本的で、文章入力のみに絞ったものは見つかりません。
Appy textはシンプルなレイアウトで、全くもってごちゃごちゃしていません。そして機能はメモ帳並みのシンプルさ。

フォーカスモードをONにすると余計な表示は全て消え、より一層執筆に集中できるようになっています。
またwindows storeで配布されているものですので当然、windows tabletやwindows mobileなどにも配慮されたレイアウトデザインとなっています。
文章を書くことのみに特化したテキストエディタ。windowsで小説等を書いている人はぜひ一度使ってみてはいかがでしょうか。
windows storeで基本無料で配布しています。有料で機能を追加できますが、基本的にはmarkdown関連なので必要ない場合は購入しなくてもよいでしょう。
以下、ショートカットキーです。
ショートカット | |
---|---|
Ctrl D | マークダウンプレビュー |
Ctrl E | モード切替 |
Ctrl F | 検索 |
Ctrl H | 検索と置換 |
Ctrl U | 文字を拡大 |
Ctrl J | 文字を縮小 |
Ctrl K | 設定を開く |
Ctrl M | マークダウンのファイル(.md)を作成 |
Ctrl N | テキストファイル(.txt)を作成 |
Ctrl O | ファイルを開く |
Ctrl P | 印刷 |
Ctrl Q | タブ移動 |
Ctrl U | ファイルを別名で保存 |
Ctrl S | 上書き保存 |
Ctrl W | ファイルを閉じる |
Ctrl Shift D | フォーカスモード |
Ctrl Shift F | フォント切り替え |
Ctrl Shift K | ヘルプを開く |
Ctrl Shift S | 全てを保存 |
Ctrl Shift T | テーマ切り替え |
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