Macの画面を録画してサッとGIF画像に変換する

Macで画面を録画し、簡単に作成する方法を紹介します。


1-a:ショートカットキーで画面を録画する

macOSはmojaveになってからショートカットキーでの録画に対応しました。ショートカットキーは++5です。

ショートカットキーを押すと、メニューが展開されます。左側がスクリーンショット(静止画)の撮影、右側が動画撮影なので、右側を選びましょう。


録画停止はもう一度同じショートカットキーを押してメニューを表示する++5)か、上部メニューバーに録画停止ボタンがあります。

1-b:QuickTimeで画面を録画する

macOS High Sierra以前では++5が使えないので、QuickTimePlayerを使います。

録画範囲を設定し、収録を開始します。録画の終了はescです。あるいはQuickTime PlayerをDockから選択し、escキーを押すと録画停止ボタンが表示されます。

収録したものが表示されるので、問題がなければ保存します。Sもしくは上部メニューバーよりファイル > 保存です。

1-option:トリミングする

録画したものの前後を省いたり、必要な部分だけを取り出したい場合はトリミングをします。

ショートカットキーで録画した場合、録画直後に画面右下にサムネイルが現れるのでそれをクリックします。もしくは保存したファイルを開いて後述のQuickTimeで編集しても良いです。

サムネイルを開くとトリミングボタンがあるので、そちらをクリックします


QuickTimeの場合、メニューバーより編集 > トリムで操作が可能です。

黄色いバーで囲まれた部分のみ残る
黄色いバーで囲まれた部分のみ残る

サムネイルから編集した場合はそのまま完了をクリック、QuickTimeの場合は+Sです。

2-a:本当に素早くパパッとGIF化する

giftedというアプリを使います。

‎Gifted
‎Gifted
開発者:
Victor Delgado
金額:
無料


使い方は簡単で、ドラッグ&ドロップで動作します。変換が完了するとFinderで保存場所が自動的に開かれます。


このアプリは本当に一連の流れが速いです。シンプルですし。ただ、アスペクト比が崩れるのが気になりますね。

2-b:綺麗なGIFを作成する

PicGIFというアプリを利用します。有料版と無料版がありますが無料版で事足りるのでそちらを利用します。こちらのアプリは本当に優秀で、他の変換ソフトより比較的画質が綺麗で、設定項目も豊富です。

‎PicGIF Lite
‎PicGIF Lite

起動したら動画をドラッグ&ドロップします(あるいはビデオの追加を選んで選択しても良いです)。

ここにD&D
ここにD&D

読み込む際はフレーム数もしくはフレームレートを指定します。ノーマルがフレーム数、自動がフレームレートの指定です。フレーム数の指定はGIFを何枚の画像で制作するかで、フレームレートの指定は1秒あたり何枚でGIFを制作するか、です。元の動画と同じ時間で作りたいなら自動を選択し、適当なフレームレートを入れてください。


サイズと速度を指定します。速度は先ほどと同じくノーマルと自動があります。ノーマルは何msで画像を切り替えるか(ちなみに1秒は1000msです)、自動は1秒あたり何枚表示するか、です。元の動画と同じ間隔で作りたいなら自動を選択し、先ほどのフレームレートと同じ数値を入力します。


保存は右上の「GIFの作成」からです。


以上です。お疲れ様でした。特に画質や速度にこだわらないGIFならgifted、こだわる必要があるならPicGIFと使い分けると良いでしょう。