Pixelmatorのシェイプ基礎

Pixelmatorにはシェイプというものがあります。これは図形などを描画するときに使います。
ここではそのシェイプについてこれさえ知っておけば大体なんとかなる!ということを紹介しておきます。

シェイプって普通のペンとどう違うの?

Pixelmatorにはブラシやペンなど様々な機能がありますが、シェイプはそれらとは少し違う扱いです。
ペン(やブラシ)との最大の違いは、『ペンはキャンバスに1ドット1ドット追加していく』のに対して『シェイプは線の座標と形状などの情報を追加していく』ということです。
わかりづらくてごめんなさい。これに関してはラスタデータベクタデータという違いになります。リンク先を参照した方がわかりやすいでしょう。
ちなみにPixelmatorではテキストもシェイプと同じベクタデータです。

シェイプの追加の仕方

ツールバーからハートマークを選択します。


その後に出てくるシェイプ一覧からシェイプを選択して、キャンバスへ追加します。


シェイプの各種設定・色・影など

太さ、色、塗りつぶし

キャンバス上部のバーよりアクセスします。


モードについては今は無視してください。詳しくは以下の記事を参照してください。
[linkcard url=”https://amitica.net/archives/324
“]

キャンバス右上のシェイプの設定よりアクセスします。表示されない場合はアプリ自体の大きさを変えましょう。


開いた先で、詳細な設定が可能です。


シャドウは外側に出る影、インナーシャドウは内側への影です。
角度は◯の中にある点を動かしてもいいですし、数値を上下させても良いです。
オフセットは影がシェイプ本体よりどれだけ離れるかを指定します。
ぼかしはどれだけ影がぼやけるかを指定します。
不透明度はどれだけ透明にならないかです。100%が最もくっきり映ります。
下部のリフレクションはシェイプが鏡像として映ります。一度チェックを入れてみると効果がわかるでしょう。

シェイプの描画あれこれ

綺麗な図形(正四角形、真ん丸など)を描きたい

図形を新しく追加する時ドラッグ状態でShiftキーをおしっぱにします(かならずドラッグを開始した後にしてください)。


ドラッグを外してからShiftキーを離しましょう。

アスペクト比を維持したまま大きさだけ変えたい

一度作成したシェイプの大きさを変える時Shiftキーを押したままドラッグします。

シェイプを追加するとき、クリックしたところをシェイプの中心にしたい

キーを押したままシェイプを追加します。

角度を変えたい、反転させたい

一度シェイプを選択すると、周囲に白い四角のガイドが表れます。


これの白い部分をキーを押したままドラッグすると角度変更モードに移ります。
また、上部バーの歯車から変形と進むと、反転などが行えます。


シェイプファイルを線(ラスタデータ)に変えたい

レイヤーからシェイプを右クリックして、ピクセルに変換をクリックします。


組み合わせたい

ちょっと難しいので以下の記事を見てください。
[linkcard url=”https://amitica.net/archives/324
“]
以上です。如何でしたでしょうか。Pixelmatorは説明画像等を作る時、Mac標準のプレビューで行うときより手順が煩雑になりがちですが、そのぶん複雑な画像を作ることが可能です。
シェイプの扱いに習熟すると思い通りの説明画像を作成できるので、ぜひ頑張ってください。